チョコレートは本当に健康にいいの?
こんにちは。
仕事に疲れるとつい甘いものに手を出しがちですよね。私も、以前までは、夕食後にあんぱんを食べたりしていました。 そんな私もチョコレートだけは特別視していました。
何故なら
1 美容にいい
2 血圧低下
3 認知機能の改善の可能性
4 お通じが良くなる
などの健康上の良い点がたくさんあると知っていたからです。
そしてカカオ86%ひいては95%も好きな苦党でもあります。
しかし!反面こんなことも言われています。
1 吹き出物ができやすい!?
2 心が不安定になる
なんだこれは!?と調べるうちに疑問が生じたので、ちょっと考えてみたいと思います。
良い点
ポリフェノールが美容にいい?
知っている人も多いであろうポリフェノールという抗酸化成分によって、美容の敵である活性酸素の働きを抑えることによってお肌の酸化や水分の低下を防ぎ、お肌の健康を保てるという理論ですが、調べてみると、やや疑わしい見方もあります。後ほど解説します。
ポリフェノールで血圧が低下
高カカオチョコレート(70%以上)を被験者に毎日食べさせても体重は増えずに血圧だけが下がったと言われています。そして、血圧が高い人ほどその効果は高いとされているようです。
認知機能が改善する可能性
脳の主な働きを支えるBDNFというタンパク質を増やすために、運動をするほかに高カカオチョコレートを食べることで、BDNFを増やせる可能性があるということ(あくまで可能性ですが)。これは加齢とともに減っていくとされていますが、もし本当なら、体力の少ない高齢の方でも認知機能を改善出来るきっかけになるかもしれませんね。
お通じが出やすくなる
チョコレートというのはもともとカカオ豆を発酵させて作られた食べ物なので一応、発酵食品に分類できそうです。これだけでお通じに良さそうですが、カカオプロテインという成分が、食物繊維と同じく「難消化性」であるため、腸のぜん動運動(お通じを出そうとする動き)が活発になり、出やすくなるという仕組みです。
悪い点
上記では、チョコレートの栄養成分だけで判断してきましたが、ここからは体質にフューチャーしていきます。
吹き出物ができやすい!?
インド古来医療と最新の医療を合わせた「マハリシ・アーユルヴェーダ」という医学があり、それによれば、チョコレートは消化しづらく、毒素(アーマ)になりやすいんだそうです。難消化性のカカオプロテインのことでしょうか?消化しにくいが故に、便が肥大化してしまうとも言われますが、それがアーマとなり得るのかもしれません。
そうなってしまうと身体の中の管(シュロータス)になりやすく、首から上に影響が出やすいということなので、顔に吹き出物ができやすくなってしまうのだそう。これは、もしアーマによってかさの増したお通じが腸につまり、便秘になりやすくなるとしたら、お肌も排出機関なので、たまった老廃物によって吹き出物ができやすいのかもしれないですね。
私も思春期には甘いチョコレートを毎週1枚食べていましたが、すごいニキビ面だったことを思い出します。まあ、思春期ニキビとも言いますが、原因はこういうことなのかも?
美容にいいとはよく聞く話なので、ちょっと怖いですね。
心が不安定に!?
チョコレートはとても刺激が強い食べ物であり、攻撃的な質が強く、純粋な質はすごく少ないと言われています。なので、眠気ざましにはもってこいというものですが、某大手メーカーのサイトには「毎日」食べることを推奨しています。
すると、キレやすい若者のようにしょっちゅうイライラして、消化も衰え、代謝も悪くなり、代謝に関わりのあるお通じですらもよくなくなるかもしれません。そうなると本末転倒ですね。
じゃあ食べなければいい?
と言われると、そんなこともないんじゃないかと思います。私が思うに、ある栄養成分だけに目を向けてチョコレートを毎日とれば、なにもかもうまくいって健康になるという西洋医学的な考え方は好きではありません。
そのため、否定的な方の意見にちょっと贔屓してしまったかもw
健康のためにとるのだったら、それこそカカオが100%にできるだけ近いものを、どうしてもやる気を出したい時や眠い時にとるというのが一番いいと感じます。
少しなら便通にも良さそうですし。
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日本人にとって、毎日とるのは、お米と味噌で十分ではないでしょうか?